髪が速く乾いて、スタイリングもラクにできる高性能ドライヤーが欲しいな、と思ったら
まず候補に入ってくるのはダイソンスーパーソニックかパナソニックナノケアドライヤーですよね。
私はくせ毛でアホ毛が多いのが悩み。
湿気で膨張しやすいので、髪を洗ってドライヤーしたあとは髪全体がモワモワになるので
髪を乾かすこと自体がけっこう憂鬱な作業です。
乾かすのが速くて、綺麗に仕上がるドライヤーを求めて、人気の2商品を実際使って比較しました!
わたし的には使ってみるとやっぱりダイソンの方が一歩上を行ってるなぁと感じました。
わたしがダイソンの方がいいと思った理由は下の7つです。
- 本当にすぐ乾く
- かってに髪にツヤが出る
- アホ毛の抑制力が半端ない
- ブラシを持たずにスタイリングできる
- アタッチメントが優秀
- スイッチを切っても前の風量と温度から始まる。
- やっぱりかっこいい
ただ、わたしはダイソンの方が好きでしたが、すべての人には当てはまらないとも思いました。
この理由について本文で詳しく説明します。
この2つのドライヤーを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンスーパーソニック パナソニックナノケア 髪が速く乾くのはどっち?
数字で見る風力の違いは以下の通り。
- ダイソンスーパーソニック 2.4m³/分
- ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J 1.6m3/分
風量はダイソンの方がナノケアドライヤーより1.5倍ぐらいあります。
風量の差はけっこうあるのですが不思議なことに、実際乾かしてみると大差を感じません。
というのも、どちらもも強にするとかなりうるさいので、どうしても中にしてしまうから…。
短い時間といえども「うるさい・嫌だ」と感じてしまいます。
ダイソンはダイソン独特のちょっと高い音が出るので、強にするとうちの犬は驚いて逃げていきます。
ナノケアの方が普通の轟音という感じ。音は大きいですが犬は逃げません。
ダイソンは風量が多いので、髪が長い私は風の吸込み口に髪がくっつかないか心配でしたが、
吸い込んだ空気の量を3倍に増幅して高圧・高速の気流を生み出す「エアーマルチプライアー」というダイソン独自技術で内部で増幅しているとのことで
吸込み口に髪が巻きこまれて大変!!
とかは一切ありませんでした。(当たり前…?)
ちなみに、ダイソンの吸込み口は風が出る後ろ側ではなく持ち手の下の方にあります。
また、ダイソンは風量3段階、温度3段階で自分の好みにあった微調整ができますが
パナソニックは風量3段階しか調整することができません。
ただ、ナノケアの方はスイッチを切ると絶対に【強】から始まる仕様になっていて
これがかなりわずらわしい。
だいたい【中】か【弱】で使う自分にとってはかなり使いにくいのです。
ダイソンはスイッチを切ったときの風量・温度設定から始まるので、
自分の好みにあった設定からいちいち変更せず使うことができます。
しかもダイソンの最新モデルDyson Supersonic r HD17では、アタッチメントごとに最後に使った風量と温度を覚えてくれるという、気が利く仕様に!
乾かすときとセットするときのアタッチメントを変えないといけないのでめちゃくちゃ便利です。
ダイソンスーパーソニック パナソニックナノケア 温度のコントロールの違い
Dyson Supersonic Shineは、低温かつパワフルな風量ですばやく髪を乾かすため、髪や頭皮をやさしくケアできます。
風温を毎秒20回測定し、温度が上がりすぎないようにコントロールされているため、過度な熱によるダメージを防ぎます。
ナノケアドライヤーの方も温風・環境温度の2つのセンサーを搭載し、環境や使い方にあわせて自動で風温をコントロール。暑い時期でも快適に髪を乾かすことができます。
スカルプモードでは60℃の低温の風で優しくケアできます。
どちらのドライヤーも、ドライヤーしている間にやたら熱くなったりということがないので真夏でも快適に使えます。
ダイソンのコールドショットは持ち手にもあるので、いちいち手元を見ず
ノールックで使えます。
押しやすい位置にあるので、必要ない時も押してしまいがちですが
やっぱり押しやすい位置にあるのが前髪セットするときなどは便利です。
ダイソンvsパナソニックドライヤー アタッチメントの違い
アタッチメントはダイソンは最上位のスーパーソニックシャインで3種類、
スーパーソニックは1種類、
パナソニックナノケアドライヤーは2種類です。
ダイソンのアタッチメントはマグネット式でワンタッチで付くので取り付けも取り外しもとてもスムーズです。
ナノケアドライヤーの方は昔ながらの「はめて、廻して」という感じで
硬くて廻しずらいとかはないのですが、ドライヤーする時にはオイルやトリートメントなどの滑るスタイリング剤が手についているので、滑って扱いずらいな~と感じます。
あと、しっかりはまってないのか良く取れます。
▼ダイソンスーパーソニックシャインのアタッチメント
シンプルモデルでは一番左のなめらかツールのみがついています。
▼ナノケアドライヤーのアタッチメント
なんといってもダイソンの「ツヤだしツール」は私にとっては神アタッチメント。
ブラシ型になっているのでものすごくブローがしやすいですし
かつては別のツールになっていた「浮き毛抑制機能」もこのツールで完了できるので
もうブラシをもってブローする必要がなくとても便利です。
ダイソンスーパーソニック パナソニックナノケア 使いやすいのはどっち?
重さの違いは以下の通り
- ダイソンスーパーソニックシャイン 720g
- パナソニックナノケア 550g
ダイソンの方が重たいのですが、モーターもハンドル部分に搭載されているので手首を動かしやすく、腕が疲れにくい設計です。
個人的にはヘッド部分が短いダイソンの方が持ちやすいですが、一番大きなツヤだしツールの使用時はちょっと重たさを感じます。
ツヤ出しツールを後頭部に使うときには、アタッチメントは自由な角度に代わるのですが、キューティクルと風向きを考えると逆向きに使うわけにはいかないのでアタッチメント部分をもったりすることも。
後ろ頭モードがあれば嬉しいかも・・・。
使用中の風量やモードの変更は、ナノケアの方だと一旦頭から離して目視しないとむずかしです。
ダイソンは左が風量、右が温度になっているので見なくても変えることはできます。
あとダイソンは冷風ボタンがついつい押してしまう場所にあるのがいいような、悪いような微妙なところ…。
ナノケアドライヤーには冷風ボタンがないので冷風出すためにはいちいち横を見てCOLDまでポチポチしないとならないので、ほぼ使わなくなりますね。
ダイソンスーパーソニック パナソニックナノケア 髪のまとまりやすさはどっち?
まとまり具合だけでいうと、ダイソンもナノケアドライヤーもどちらもいい感じだと思います。
確かにナノケアドライヤーの方はとてもまとまる感じはあるのですが
やっぱり表面のモヤモヤ浮き毛は炸裂してしまいます。
ダイソンで乾かすとこんな感じ。
しっかりまとまってはいますが、やっぱり浮き毛は策れる。
これが、
ダイソンの浮き毛抑制ツールを使うと
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オーマイガー
こんなに抑えらえるんかい!!
ってぐらい簡単に浮き毛を抑えてくれます。
ただ、浮き毛抑制ツールの難点として1点。
【強】でやるのでうるさいということ…。
まあ【中】でもそれなりにはできます。
高浸透ナノイーとダイソンのマイナスイオンの差
ダイソンのドライヤーもマイナスイオン対応です。
HPには「何千万ものマイナスイオンを放出」と書いてあります。
ざっくりとはしていますが、静電気の発生を防いでツヤツヤとまとまる髪に仕上げてくれます。
ナノケアの【高浸透ナノイー】はパナソニック開発の髪への浸透性を高めたナノイーのこと。
従来のナノイーに対して、水分発生量が18倍にアップしました。
キューティクルのわずかな間「毛髪内部に水分を届けるデルタ層」へ浸透しやすくなり、
その結果、毛髪水分増加量が1.9倍に。
髪へのうるおいとなめらかさが、さらに向上しています。
髪表面より内側に作用する感じなので、効果を感じやすい人と感じにくい人がいるのかもしれません。
そもそもチリチリアホ毛民は髪が細く、髪の内部に栄養分や水分をため込みにくいらしいのでスタイリングやストレートパーマで修正するしかないようです。
どんなに良いトリートメントを使っても、それで髪はまっすぐにするのは無理があるようです。
なので髪の水分量をマイナスイオンでキープしても、くせ毛の暴走を止めるのは難しそうです。
ダイソンスーパーソニック パナソニックナノケア スタイリングしやすいのはどっち?
髪の長さがある程度ある女性ではやっぱりブラシがくっついてブローできるダイソンの方が便利だと思います。
お気に入りのストレート・カールアイロンがある人はナノケアドライヤーの方ががしっくりくるかもしれません。
ダイソンのドライヤーには面白い使い方があります。
髪の長い女性には最高の使い方です。
仕上がりのツヤがダイソンはやっぱり抜群なんですよね。
ダイソンスーパーソニックシャイン vs ナノケアドライヤー 値段の違いは?
ダイソンスーパーソニックシャインの値段は48,800円。
ダイソンスーパーソニックシャインはアタッチメント3つがついた完全版です。
期間限定で安くなっているのはかなり買いのタイミング!!
ダイソンスーパーソニックシャインの値段は48,800円。
ダイソンスーパーソニックシャインはアタッチメント3つがついた完全版です。
期間限定で安くなっているのはかなり買いのタイミング!!
48,800円が34,800円に!!!
アタッチメントが全部ついていて、今ならアタッチメントが1つのシンプルモデルよりも安い!!
ダイソンスーパーソニック シンプルモデルはセット用のアタッチメントが1つついて39,900円。
パナソニック ナノケアドライヤーは約39,000円。
普段はダイソンスーパーソニックよりちょっと安いです。
パナソニックは2020年からメーカー指定価格での販売をする「指定価格制度」を導入したので基本的には販売価格は一律となりました。
ネットショップでは付与されるポイントの分、値段が上がっていたりもします。
下記のボタンを押して見てみると価格比較ができます。
実際、値引きで販売しているお店もあるのですが正規ルートで仕入れているか、とかそういう問題はありそうなので購入の際はよく注意してみてください。
また、メーカー主導で期間限定値引きをすることも増えてきているので、こまめにチェックしてみると少し安く購入できることもあります!
ダイソンスーパーソニックシャイン vs ナノケアドライヤー メリットとデメリットまとめ
どちらも性能のいいドライヤーではあるので、そもそもの髪質で感じ方に違いがあるように感じます。
ダイソンスーパーソニックの使用感のメリットデメリット
×NGな点
・風量が多いので乾燥を感じる人もいる
◎良い点
・チリチリアホ毛や浮き毛抑制が簡単!
・ブラシ一体型アタッチメントがあり、不器用な人でもブローが簡単
・風向きで髪をセットするのでブローが苦手な人でも簡単にツヤが出る
パナソニックナノケアドライヤーの使用感のメリットデメリット
×NGな点
・細い髪のアホ毛やクセ毛には効果がでにくい
◎良い点
・ドライヤーすることで髪への水分補給ができる
使用感を踏まえてのまとめ
実際使ってみた感触を踏まえ、個人的にダイソンの方が向いているだろうと思われる人と、ナノケアドライヤーの方が向いているであろうと思われる人を箇条書きにしてみました。
ダイソンスーパーソニックの方がが向いていると思う人
- アホ毛に悩んでいる
- 髪が膨らむタイプのくせ毛
- ブローが苦手
- 強風が苦手
- 強風大好き・できるだけ髪を速く乾かしたい!
- スタイリッシュなデザインが好き
パナソニック ナノケアドライヤーの方がが向いていると思う人
- ハイダメージ毛である
- 髪が傷んでいるがもとの髪はしっかりしている
- 髪のクセはあまりない
- ドライヤーは基本【強】で使う
わたしは特にダイソンでも乾燥は感じなかったので、ダイソンの方が使い勝手がいいと感じました。
パナソニックの美容家電はいろいろ使って信頼もあるけど、くせ毛の私にはダイソンの方が効果的でした!
もう普通のドライヤーには戻りたくないと思います。
そしてダイソンのドライヤーも今は少し安く購入できたり、キャッシュバックなどもあるので手に入れやすくなったな~と感じます。
アタッチメント3つがついたコンプリートモデル(HD15)とシンプルモデル(HD08)があるので購入の際にはよく確認して買ってくださいね。
ダイソンのカールドライヤー、エアラップが気になる人はぜひ下の記事も参考にしてみてください!