パナソニック 衣類乾燥機 の2024年新商品F-YEX120B。
このモデルの1番の違いはパナソニック独自の「エコ・ハイブリッド方式」という除湿方式です。
ただし、この「エコ・ハイブリッド方式」には見逃してはならない注意点があります。
エコ・ハイブリッド方式とは結露で除湿するコンプレッサー方式なので、冬季など気温が低い場所での使用は効果を発揮しにくい場合があります!
電気代だけに気を取られて、これを知らずに購入してしまうと後悔することになりかねません。
型落ちとなった「F-YHVX120」と比較して、どういった点に注意が必要なのか、
またどのような点が変わったのかについて詳しく解説します。
口コミ・評判も徹底調査しました。
除湿方式の違いなどで価格差があるので、自分の使い方にあっているか記事を読んで確認してみてください!
▼型落ちのF-YHVX120はハイパワーで1年中使えて割安になっています!
F-YEX120BとF-YHVX120の違いを比較 パナソニック衣類乾燥除湿機
F-YEX120BとF-YHVX120の気になるポイントを表にまとめました。
まずわかるのは、標準使用での消費電力は変わらないというところ。
パナソニックのいう電気代1/3というのはどういうことでしょうか?
詳しく解説します
F-YEX120Bの消費電力3分の1は本当なのか?隠されたカラクリ
新モデルF-YEX120Bと型落ちモデルF-YHVX120の除湿方法の違い
まず、新モデルF-YEX120Bと型落ちモデルF-YHVX120は除湿方法が違います。
新モデルのF-YEX120Bはヒーターを使う「デジカント方式」を使わず「コンプレッサー方式」だけを採用しています。
エアコンの除湿方式と同じです。
簡単に言うと「エコ・ハイブリッド方式」=「コンプレッサー方式」
だと思いますが、冷却の仕組みが2段階あるのでそれを「エコ・ハイブリッド方式」とパナソニックは呼ぶことにしたという感じでしょう。
新モデルのF-YEX120Bではヒーターを使う「デジカント方式」の機能がないので寒い時期の除湿は難しいかもしれません。
▼新モデルF-YEX120Bのエコ・ハイブリッド方法
▼F-YHVX120 ハイブリッド方式の除湿方法
型落ちモデルF-YHVX120は「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」をあわせたハイブリッド方式です。
ここにからくりがあります。
型落ちモデルのF-YHVX120はヒーターのパワーで速乾モードが使えますが、
新モデルF-YEX120Bの速乾モードは消費電力も乾燥時間も標準と変わらないので、
速乾モードは無いのと変わりありません。
パナソニックはこれまでのモデルの速乾モードと新モデルの標準モードを比較して電気代が1/3と言っています。
標準モードで比較すると新モデルも旧モデルも消費電力は同じです。
ただし、標準の乾燥時間は新モデルの方が少し早いですし、(旧モデル104分→新モデル90分)ヒーターを搭載していないので電気代も少し安くなります。
機内乾燥やあらゆる作動時にも新モデルの方が消費電力が少し少なくなります。
ただし、冬も除湿機能をしっかり使う予定がある人は最上位モデルの F-YHX200Bを選んだ方がいいです。
F-YHX200Bはハイブリッド式で1年中使えますし、前モデルより消費電力がかなり抑えられ乾燥時間も短くなっています。
エコと大容量・ハイスペックを兼ね備えたモデルです。
ちょっと難しい話にはなりますが、自分の使いたい用途の条件を満たしているかしっかり考えてみましょう。
冬場は暖房付けてるから要らないよ、という人はF-YEX120Bでいいと思います。
逆に「ヒーターが入ってないモデルだったら梅雨時期に温度があがらなくていいじゃない?」と思うかもしれませんがメーカーHPにはこのように記載があります。
●衣類乾燥除湿機にはお部屋を冷やす機能はありません。むしろ運転中は熱を発生しますので温度が上がります。
パナソニック公式
ここはきちんと理解しておきたいポイントですね。
▼冬もガンガン使いたい人にはF-YHX200B
▼除湿は梅雨や夏場につかうならF-YEX120B
▼型落ちのF-YHVX120は1年中使えて割安でお得です。
型落ちF-YHVX120の冬モードと梅雨モード
型落ちF-YHVX120にと梅雨モードと冬モードがありますが、新モデルにはありません。
ですが、別の名称で同じような機能が搭載されています。
冬でもガッツリ除湿機能を使う予定がある人はハイブリッド方式の方がいいですが、
普通の家で暖房を使っている人は新モデルでも大丈夫だと思います。
【旧モデルF-YHVX120の機能】
- 梅雨モード…衣類乾燥後の湿気戻りを防ぐため衣類乾燥後、自動でお部屋を除湿。
- 冬モード…部屋の乾燥を防ぎ、快適な湿度(約40%~60%)で衣類を乾燥。
【新モデルF-YEX120Bの機能】
- カラッとキープモード…衣類への湿気戻りと部屋の湿度上昇を抑制。
- 部屋ケアモード…部屋が乾燥しないように運転。湿度70%以上のときは除湿する。
除湿の方式について、もっと詳しくしりたいという人はパナソニックのHPのこちらから確認できます。
新モデル F-YEX120B 型落ちF-YHVX120 共通の特徴
一気に乾かす ワイド送風幅約165sm
ワイド送風幅約165cm
まんべんなく乾かす ツインルーバー スイングルーバー
カラッとセンサーは洗濯物の量に応じて乾き具合を予測し、自動で運転を停止。
電気代にムダなし!湿度が高い梅雨時期は「梅雨モード」か「カラッとキープモード」で湿度があがりすぎないよう部屋の湿度を自動調整できます。
ナノイーX(48兆)で部屋干し臭を脱臭
パナソニックの衣類乾燥除湿器の何がいいって、やっぱりナノイーで嫌なにおいを防げること!
ペットのトイレの匂いなど家になんとなく漂っていたイヤな臭いも脱臭されてさわやか~~
3つのケアモードで衣類も部屋も爽やかキープ
- クローゼット ウォークインクローゼットなど衣類のニオイや湿気を取る
湿度40%以下をキープ - 衣類 衣類のニオイや湿気を取る 服についた花粉を抑制
湿度60%以下をキープ - 部屋 部屋のニオイを取る
湿度70%以下をキープ
ホースをつなぐと無限排水
お風呂まるごと乾燥室にするときなどに便利です。
▼電気代が気になる人には新モデルF-YEX120B
▼型落ちのF-YHVX120は1年中使えて割安でお得です。
口コミ・評価は?
新モデルF-YEX120Bは発売日がまだなので、型落ちモデルF-YHVX120の口コミで気になったものをまとめてみました。
音はそれほど大きくないけど、若干気になるという感じ。
やっぱりあるととても助かりますね…。
部屋干しに抵抗ありましたが、これだけで厚めの物もしっかり乾いて、今までの外干しストレスから解放されました
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1日2回洗濯するようになりましたが、洗濯は全く負担に思わないほどです
「強」にして吹いてあげると、バスタオルや靴下のような厚手のものでも、3-4時間程度で乾き切っています。
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ただ、その分「強」を吹かしている間の音は、それなりにうるさいのでそのあたりは織り込んでください。襖1枚隔て10メートル離れたぐらいだと、隣で扇風機が全開で動いている程度の音がします。
サイズもそれほど大きくないし、効果は十分。
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毎日使いまくってます
4人分の洗濯物を浴室にぎゅーぎゅー詰めに干しても一晩で乾くし、家事が朝一終了します。ストレスから開放されました◎
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閉め切った洗面所の湿度があっという間に下がります
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水のタンクもいっぱいになるのが早く、除湿能力は今までの同社製品と比べてもかなり上がっています。
以前のものは水のタンク内にすぐカビが生えたのに、これは抗菌仕様になっているのか、ヌメリも付きません。すごくオススメです!
シャープ機は風の強さが吹き出し口の左右で大きく異なり、使い勝手が悪いため、パナソニックのF-YHVX120が10月末に販売再開したので購入しました。
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パナソニックの除湿機はハイブリッド機以外にデシカント式も所有していますが、風の出方が左右で偏ることなく、気分よく使用できます。
YHVX120は、フラップが左右分割して動いたり、除湿能力が向上して、タンク容量も増えるなど、いろいろと改良されています。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B 型落ちF-YHVX120 まとめ
最近は天候の変化が激しくて、連日雨とか風強すぎとか黄砂やPM2.5など
洗濯が外に干せない状況がほんとうに増えたと感じます。
洗濯機や洗剤が良くなっていろんなものが家でどんどん洗えるようになっても
乾き待ちになってしまいます。
衣類乾燥除湿器は大量の洗濯物を干しておけばまとめて乾かせるし、干してあるので乾いたらほっといてもシワにもならず、部屋の湿気もたまらないし、ナノイーで嫌なニオイもまったくしないという、最高のアイテムです。
新モデルの登場で、旧モデルが買いやすくなりましたし、新モデルを選べば電気代が安心というところでちょっと悩むところですが、自分の生活スタイルにあったものを選ぶ参考にしてもらえればと思います!
・乾燥時間が15分長くても電気代をできるだけ抑えたい
・冬場は除湿ではなく暖房併用で使う予定
・ハイパワーで速乾したい
・冬場は暖房の無い場所で干すので除湿も使う
・今1万円得する方が助かる!1回4円の差なら2500回分で約7年分だからその頃には買い替えているかも。
▼型落ちのF-YHVX120は1年中使えて割安でお得です。