洗濯機の購入を検討して検索しはじめると、「え、洗濯機ってこんなに高いの!?」と驚きますね。
もうちょっと安いのはないかな、、、と思ったときに出会うアクアの洗濯機。
しかしアクアの洗濯機を検索すると「壊れやすい」「最悪」「買ってはいけない」というワードがどんどん目に入ってきます。
めちゃくちゃ評判悪いじゃん…絶対アカンやつやん、、と思いますよね。
アクアの洗濯機にはネガティブなワードがつきまとっていいたので
私も購入前に不安に思い、アクアはどういうメーカーなのか、購入者の口コミを調べまくりました。
調べてみたら不安は無くなり、購入!
縦型の洗濯機「プレッテ」を買って約2年が経ちましたが、
今のところ壊れていないですし、故障や不具合もまだ1度もありません!
機能はシンプルですが、音もとても静か。
前に使っていた洗濯機は6kgで、バスタオルが2枚にもなるともういっぱいという感じでしたが、アクアの洗濯機は値段も安かったので9kgの大容量を買うことができました。
毛布や夏用の軽い布団なども簡単に洗濯できるようになり、とても便利に使えています。
・「アクア」とはいったいどこの国のどういうメーカーなのか。
・アクアの洗濯機は信頼できる製品なのか。
また、実際使ってみてわかったメリットとデメリットについてを紹介します!
「アクア」ってどんなメーカー?どこの国?
アクアは最近の手頃な白物家電としてよく見かけるようになりました。
日本の有名メーカーより値段は安いけど「壊れやすい」「最悪」などのネガティブな単語が検索に出てきて不信感を持つ人も多いでしょう。
でも、私は洗濯機を買い換えるならアクアが第一候補でした!
なぜならアクアはもともとコインランドリーの業務用洗濯機を開発したメーカーだからです。
日本のコインランドリー向け洗濯機の約70%以上がAQUAの洗濯機!
「アクア」もともと業務用洗濯機を取り扱うメーカーでした。
日本の三洋電機のメーカーでしたが、今は中国のハイアールが白物家電事業を引き継ぎ、家庭用の家電産業に参入しています。
1971年に国産で初めて業務用洗濯機機を開発・販売した当初の三洋電機時代から現在まで
日本のコインランドリー文化を支えています。
アクアの洗濯機は長年コインランドリー事業で培った技術が生かされた製品ということで使ってみたかったのです。
アクアの洗濯機は壊れやすいか
「安いから壊れやすいのではないか?」と誰もが一度は疑います。
私の場合は購入して2年経ちましたが、現状では1度も故障や不具合、水漏れなどもなくよく働いてくれています。
実際さまざまなサイトで口コミを見ても「すぐに壊れた」というのは見当たりませんでした。
もともと業務用洗濯機を作っていた会社ですから、丈夫さは信頼できそう…と思っています。
ちなみに口コミ検索をしていたところ、「三洋の洗濯機を20年以上使っていた」という人も多かったです(笑)
アクアの洗濯機、長所と短所
私が購入したのは縦型のVシリーズ。
2021年のAQW-V9Mというモデルでしたが、今は新しいモデルAQW-V9Pが発売されていて、短所と思っていた点がしっかり改善されていました。
アクア洗濯機の短所① 操作パネルがわかりにくかった
操作の面で一番使いにくかったのが「脱水だけしたい」「すすぎと脱水だけしたい」などのマニュアル設定がわかりづらかったところ。
しかし新モデルが発売され、私が一番気になっていた部分が改善されていました!
脱水~風乾燥をして、もう少し風乾燥を追加しよう…と思ったのに、
間違えて「洗い」からスタートしてしまって、水がバシャバシャ~っと出て
今までの乾燥はまさに水の泡…という悔しさはなかなかだったので
改善されて良かったです。
新モデルでは見た目でパッとわかりやすく
脱水だけしたかったら脱水ボタンだけ押せばよくなりました。
これならもう間違えないですね。
最新モデルはタッチパネル風になっています。
ユニフォームなどの頑固な汚れ用の強水流モードもついて、
さらに使いやすくなっています。
アクアの洗濯機の短所② 脱水がかなり静音だが脱水力がイマイチかも
以前使っていた洗濯機は日立のもので、なんと12年ぐらい使っていたのですが
脱水が終わると洗濯層の横側に洗濯物がギッチリ張り付いて、
タオルなどの長いものはがっつり絡みあっている感じでした。
音と振動もすさまじく、バスタオルなど水を含んで重くなるものの位置が偏っていると、
洗濯機が動きだしそうなほどゴロンゴロンいっていましたが、
アクアの洗濯機はもうほぼ無音と言えるんじゃないかと思うほど静かです。
しかし脱水が終わって洗濯物を取り出そうと思ったとき、なんか明らかに湿り気が…。
脱水がマイルドなだけあって、タオルと衣類がひっからまって団子になって出てくるということはまったくなく、1枚1枚取り出せるほど。(最後にほぐしてくれる機能が働いている)
今はもう慣れましたが最初はけっこうビックリしました。
今はアクアに限らず脱水の回転数はマイルドになってる傾向があるようで、
脱水の回転数をメーカーに聞いてみました。
アクア洗濯機 脱水の回転数
AQW-V9M AQW-V8M(2021年製)
AQW-V9N AQW-V8N(2022年製)
の脱水機の回転数はどちらも
標準:700rpm やわらか:400rpm
2023年以降のモデルAQW-V9Pは標準690rpm
洗濯乾燥機では基本的に600~1000rpmぐらいだそう。
昔のガチガチ脱水は姿を消しているようです。
脱水を強くするとシワが強くついて、乾いた後の衣類にシワが残ってしまいます。
最近では、脱水は弱めに、プラス温風乾燥や風乾燥が付いていて、衣類をなるべく傷めず
ふんわり仕上がった方が結果的にユーザーの好みに仕上がるであろう、というところでしょうか。
どのメーカーも脱水時の布がらみを抑えて取り出しやすい「ほぐし仕上げ」は基本仕様となっています。
アクアの洗濯機も脱水の回転数だけで乾きやすくするのではなく、「風乾燥」という機能があります。
洗濯・脱水槽の高速回転で大量の風をとり込み、ヒーターを使わず洗濯物の水分を飛ばします。
正直、洗濯機の乾燥機能は電気代が気になって使えない小心者なので、この「風乾燥」は安心して使えます。
ただし、風乾燥の容量は3~4kg以下と少ないのですね。
・ほぼ乾燥できる容量 化繊混紡3kg以下
・干し時間を短縮できる容量 4kg以下
・デリケートな衣類や防水性のもの、毛布などは風乾燥は不可。
・フリースなどの厚手の衣類は2kg以下に。
洗濯槽の高速回転で大量の風をとり込むので、運転中に飛び出し破れる原因になるとのこと。(フタはロックされてるので開かないと思いますけど笑)
満杯にぶち込んだ時には使えないですが、天気の悪い季節には便利ですし、洗濯槽乾燥にもなります。
ただ洗濯時間が長くなるので、そのまま忘れがちという難点も。
アクアの洗濯機は終わったあとのピーピーというお知らせもわりと静かでスヌーズも無いので、洗濯が終わったことに気づかないこともしばしば。
ほぐし仕上げのおかげでしわくちゃが軽減されているのが救いかも…。
脱水パワーが強いものがいい人は、1ランク上の縦型AQW-TW10Pがオススメです!
「しっかり脱水」や「温め洗浄」「ふんわり仕上げて除菌もできる乾燥」機能など
これ欲しかった!!という機能がしっかり搭載されていて
値段も他メーカーと比べて安いです。
AQW-TW10P 脱水機回転数
洗濯:800rpm
洗乾:950rpm
しっかり:850rpm
アクアの洗濯機 Pretteの良いところ① 運転音が静か!
洗濯機を買い換えて一番驚いたのは運転音の静音性。
以前の洗濯機は特に脱水時はガランゴロンと大変な音と振動がありましたが、アクアのParette に変えてからは夜中でも気にせずに洗濯できます。
洗濯機のある脱衣所の扉を閉めていると動いていのも気づかないレベル。
逆に洗浄時は低水位時に洗濯槽を高速回転させて高濃度の洗剤液で泡を生成するスピンバブル洗浄で、普段着もしっかり洗ってくれてるな、という感じがします。
どちらかというと動作音は洗浄時の方が大きいかもしれません。
アクアの洗濯機 Pretteの良いところ② 大容量でも手頃な価格帯
私が購入したV9Mは9kgで、これまで使っていた6kgの洗濯機の1.5倍!
それでも見た目の大きさは変わらない感じです。
毛布もシーツも布団カバーもこまめに洗えるのは快感の一言。
アクアの洗濯機 Pretteの良いところ③ 中身が見えるガラストップ
やっぱり動作が見える大きなガラストップは「あ、ちゃんと洗濯されてるな」という安心感があります。
なぜか洗濯機ってぼーっと眺めてしまうんですよね。
フタが真っ白だとそれができないので…。
水位が無段階なのもムダが無さそうでいい気がします。(きちんと比較したわけではないのでイメージですが…)
1ランク上のAQW-TW10Pは白いフタです…。
アクア Pretteの使用感まとめ
アクアのpretteを2年使ってみて、総合評価は・・・
星4つ!
お値段以上ではあるけども、脱水力にやや不満があるので
もしタダで他の洗濯機に変えてくれる仕組みがあれば(そんなものはあるわけないが)
しっかり脱水機能があるAQW-TW10Pにするかな?
値段重視派にはシンプルモデルも私は気に入ってます。
検索するとかなり安いものもあるので、ぜひたくさん検索してみてください。
9㎏はなぜか8kg・7kgより安かったりするのでかなりお得だと思います!
本体の大きさ自体はそんなに変わりないので、大容量は便利ですよ!