「ディセンシア」と「オルビス」は、「ポーラ・オルビス ホールディングス」という、同じグループ企業に属する別法人の基幹ブランドなんですね。
株式会社ポーラ・オルビスホールディングスは持株会社で、「株式会社ポーラ」「オルビス株式会社」「株式会社DECENCIA」はグループ企業ではあるけど、別会社となっています。
でも別会社といえど同じようなスキンケア商品を出していて、「実際中身が同じとか!?」と疑問に思いますよね。
ちょうど肌荒れで悩んでいた時期にスキンケアを見直すべく、両方の商品を使ってみたところ、やはり使い心地がそれぞれ違いました。
もちろん成分構成も違いました。
そして、どちらの商品もそれぞれに特性があり、いいところがありました。
◆オルビスユーが向いている人
…30代~ エイジングケアが気になり始めた人・コスパ良くエイジングケアを始めたい人
◆オルビスユードットが向いている人
…40・50代~ 乾燥が気になり、しっかりエイジングケアをしたい人・高機能&コスパ重視派の人
◆オルビスアクアニストが向いている人
…敏感肌でひりつきなどがある人・コスパ
■ディセンシアが向いている人
…敏感肌でも優雅でエレガントな気分でエイジングケアをしたい人。ワンランク上質なケアをしたい人。
わたしは敏感肌で赤みや痒み、ひりつきかさつきなどの肌トラブルが起きやすいのですが、どちらもトラブルなく使うことができました。
そのうえで、「オルビス」「ディセンシア」それぞれどういった肌悩みを解決するスキンケアなのか。
それぞれのブランドの中にも強みの違うシリーズがあり、少しややこしいですが、
成分・価格・使用感や強みの違いをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
オルビスユードットは人気も納得のバランスの良さ!
コスパ抜群で、エイジングケアのスタートに最適!
ディセンシアは気持ちがあがる高級スパのようなエレガントさ!
特に日焼け止め美容液が最強!
ディセンシアとオルビス(オルビスユードット)の成分の違い
全部を見るのは大変なので、まずは「それぞれ違うな」ぐらいに見てもらえればと思います。
特に特徴的な良い成分は太字で表示しています。
化粧水成分の違い
化粧水の比較ではオルビスユードットとディセンシアは天然植物成分と保湿成分がバランスよく構成されています。
ディセンシアは高級感のあるやわらかなローズの香りでとても気分が良くなります。
ディセンシアにも医薬部外品の成分が使用されていますが、化粧水とクリームには「医薬部外品」の表示をしていないので、成分は少な目なのかもしれません。
かといって保湿や美肌効果が薄いわけではありません。
ダマスクローズやコウキなど高級な天然植物成分がたっぷり使われていますね。
アイテム名 | 成分 | 特徴 | 質感・香り |
---|---|---|---|
オルビスユー ドット エッセンスローション (化粧水) <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 【有効成分】トラネキサム酸 【その他の成分】水、濃グリセリン、イソプレングリコール、 BG、ソルビット液、ロニセラカエルレア果汁、 ノバラエキス、メマツヨイグサ抽出液、スイカズラエキス、 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・ メタクリル酸ステアリル共重合体、 (エイコサン二酸/テトラデカン二酸) デカグリセリル液、グリセリンエチルヘキシルエーテル、 ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレン グリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、 ジグリセリン、PEG(120)、アルギン酸Na、キサンタンガム、 クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール | 美白有効成分 トラネキサム酸 ※医薬部外品 | とろみ系 香りなし |
オルビスユー エッセンスローション (化粧水) <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 【有効成分】デクスパンテノールW 【その他の成分】水、グリセリン、DPG、ジグリセリン、 オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、 桃葉エキス、アルギン酸硫酸Na、 メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン ・メタクリル酸ブチル共重合体液、 シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、 PEG(80)、1,3-プロパンジオール、ローカストビーンガム、 グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、 POE(24)POP(24)グリセリルエーテル、 BG、グリセリンエチルヘキシルエーテル、 キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、 水酸化K、フェノキシエタノール | ポーラ・オルビスグループ独自の肌荒れ防止有効成分として、「DF-パンテノール」を国内唯一、高濃度で配合。 ※医薬部外品 | とろみ系 香りなし |
ディセンシア エッセンス (化粧水) <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 水、BG、グリセリン、ジグリセリン、 セラミドNG、ダマスクバラ花エキス、コウキエキス、 ルイボスエキス、クチナシエキス、アルギン酸硫酸Na、 ニオイテンジクアオイ水、ローズマリー葉エキス、 ローズ水、PEG/PPG/ ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、 フィトステロールズ、 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、 PEG-8、PPG-24グリセレス-24、 PEG-32、PEG-6、 ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、 エチルヘキシルグリセリン、カルボマー、キサンタンガム、水酸化K、オレイン酸ポリグリセリル-2、セタノール、フェノキシエタノール | 角層との親和性が高く、まろやかなとろみがやさしく肌になじむ独自のハイドロキープ処方採用。 ハーブ系の高級素材で香りが最高。 | とろみ系 上質なローズの香り |
クリームと保湿剤の成分の違い
オルビスユードットのクリームは長時間保湿するけどベタつかないように、という思いが強く感じられる成分構成になっています。
肌馴染みの良い保湿剤がたくさん使用されています。
ただ、こってりとしたクリームなので、夏場はちょっと使いにくいかな、という印象もあります。
夏場はオルビスユーの ジェルモイスチャライザーかアクアニストのモイスチャーに変えた方が使いやすいかな、と思います。
アイテム名 | 成分 | 質感 |
---|---|---|
オルビスユー ドット クリームモイスチャライザー <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 【有効成分】トラネキサム酸 【その他の成分】水、濃グリセリン、α-オレフィンオリゴマー、 エチルヘキサン酸セチル、シクロペンタシロキサン、 ソルビット液、ベヘニルアルコール、DPG、 パルミチン酸セチル、ポリエチレンワックス、 ステアリン酸ソルビタン、BG、ステアリン酸PEG、 PEG(120)、ステアリン酸、ロニセラカエルレア果汁、 ノバラエキス、メマツヨイグサ抽出液、スイカズラエキス、 メチルセルロース、ジグリセリン、塩化Ca、 ポリオキシブチレンポリグリセリンステアリルエーテル、 ヒドロキシエチルセルロース、クエン酸、クエン酸Na、 水酸化K、グリセリンエチルヘキシルエーテル、 ビタミンE、フェノキシエタノール | クリーム |
オルビスユー ジェルモイスチャライザー <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 【有効成分】デクスパンテノールW 【その他の成分】水、グリセリン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコン、BG、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、水添大豆リン脂質、ジグリセリン、ベヘニルアルコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス、PEG(80)、1,3-プロパンジオール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、トリメチルシロキシケイ酸、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、高重合ジメチコン-1、水酸化K、フェノキシエタノール | ジェル状 |
オルビス アクアニスト モイスチャー (保湿) <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 水、ジメチコン、BG、グリセリン、シクロペンタシロキサン、ベタイン、ペンチレングリコール、PCAジメチコン、ジグリセリン、メチルグルセス-10、エクトイン、ポリグルタミン酸、エルゴチオネイン、カエサルピニアスピノサ果実エキス、カッパフィカスアルバレジエキス、チューベロース多糖体、異性化糖、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ジメチコノール、エチルヘキシルグリセリン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PPG-9ジグリセリル、キサンタンガム、カルボマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化Na、ペンテト酸5Na、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール | とろみ系 |
ディセンシア クリーム (保湿クリーム) <トライアルセットを見る> <単品購入ページを見る> | 水、シクロペンタシロキサン、BG、グリセリン、PEG-10ジメチコン、ジグリセリン、ワセリン、クオタニウム-90ベントナイト、ジメチコン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、水添ポリデセン、ローズ水、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、セラミドNG、ダマスクバラ花エキス、コウキエキス、ルイボスエキス、クチナシエキス、アルギン酸硫酸Na、ニオイテンジクアオイ水、ローズマリー葉エキス、ポリHEMAグルコシド、フィトステロールズ、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ステアリン酸スクロース、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、パルミチン酸スクロース、エチルヘキシルグリセリン、トコフェロール、オレイン酸ポリグリセリル-2、セタノール、硫酸Mg、フェノキシエタノール | クリーム |
ディセンシアとオルビス(オルビスユードット)の価格の違い
まずは基本の化粧水と保湿の値段の違いをこちらの表にまとめました。
オルビスユードットのコスパは最強ですね。
スキンケアシリーズ | ①オルビスユードット | ②ディセンシア |
---|---|---|
化粧水 本品 | 180ml 3,267円 | 125mL 5,148円 |
化粧水 リフィル | 180ml 3,069円 | 125mL 5,148円 |
モイスチャー | なし | 目的別美容液 36ml 6,435円 |
クリーム | 50g 3,564円 | 30g 5,742円 |
トライアルセット 価格 | 980円 | 1,980円 |
トライアルセットを 試したい方 | トライアルセットを見る | トライアルセットを見る |
トライアルセット 体験済みの方 (化粧水) | 単品の商品ページを見る | 単品の商品ページを見る |
トライアルセット 体験済みの方 (クリーム) | 単品の商品ページを見る | 単品の商品ページを見る |
上記の価格は定期購入の会員価格(税込)です。
定期といっても何もしばりはありません。
お届け日時や個数も自由に調整でき、送料も無料です。
会員価格の方が断然お得なので会員価格で購入しましょう。Amazon定期便での購入(単品商品ページ)も公式の会員価格と同じなので、Amazon経由で手に入れてもいいですね。
オルビスのシリーズ
オルビスのスキンケアには10個ぐらいシリーズがあって、網羅するのは大変なので特に人気の高い3つのシリーズを紹介します。
- エイジングケア用「オルビスユードット」
<全品医薬部外品!> - 初期エイジングの人気シリーズ「オルビスユー」 <全品医薬部外品!>
- 敏感肌用「オルビスアクアニスト」
オルビスユーは累計1000万個以上も売れているオルビスの看板商品です。
オルビスユーとオルビスユードットはなんと全品医薬部外品!
30代からのエイジングケアのシリーズになります。
新商品であるエイジングケア用の「オルビスユードット」と敏感肌用の「アクアニスト」、を使ってみました。
オルビスユードット
オルビスユードットは2023年8月21日から発売された、オルビス最高峰とうたわれるエイジングケアシリーズ。
なんと医薬部外品で、美白有効成分がメインで配合されています。
エイジングケアシリーズということで、化粧水もクリームもかなり濃厚こってりめの使い心地。
特に乾燥が気になる人、しっとりした使い心地が好きな人に向いています。
季節や気候に合わせてアイテムを調整するのもいいですね。
反面、リンクルブライトセラム(左上)はクリーム状ですが、使い心地さっぱり。
夏場も気持ちよく使えます。
シミやシワができやすい目元のケアがとても簡単にできて、べたつかないので朝使っても目元のメイクよれを起こさずかなり優秀!
これは年中通して使いたいと思えるいい商品だと思いました。
ちなみに、この公式ページ限定セットについてくるヘアバンドは高島屋企画のヘアバンドで高級感あってけっこうオススメです。
オルビスユードットを初めてご利用される方は、公式ページからトライアルセットをお試しください。
公式サイトですでにご利用されたことのある方は、Amazonでトライアルセット(1週間分)を購入することができます。
オルビスユー
オルビスユードットがかなりしっとりなんですが、それが一段階軽くなって使いやすいのが基本のオルビスユー。
エイジングケアがちょっと気になり始めた方に向いています。
各アイテムの使用感の違いを簡単に言うと下記のような感じです。
・オルビスユードット…重め
・オルビスユー…普通
・オルビス・アクアニスト…軽め
年齢肌感でいうと、
30代はオルビスユー、
50代ぐらいからオルビスユードット
でもいいかな、という印象です。
ただし、これは使い心地であって、「軽いから乾燥しがち」ということではないです。
▼洗顔クリーム
▼化粧水
▼保湿クリーム
人気のリンクルセラムは、トライアルセットではオルビスユーでもオルビスユードットでもついてくるのでどちらでも試すことができますよ。
オルビスユートライアルセット
オルビス アクアニスト
まず、2024年春現在で一番新しいシリーズの「アクアニスト」。
敏感肌用のスキンケアです。
オルビスが36年間、肌のうるおいについて研究して誕生したという「アクアニスト」
「乾燥敏感肌状態の対策のためには、うるおいを肌に留まらせられるかが重要」というところにポイントを置き、3つのアミノ酸が配合されています。
最近のスキンケア商品では、セラミドを保湿成分の核にもってくるものが多い中、「アミノ酸系」の保湿はちょっと珍しいといえるかもしれません。
アミノ酸の保湿はベタつく印象があり、正直あんまり期待していなかったのですが、オルビスアクアニストはすごく良かった!
肌表面は全然べたつかないのにしっかり保湿してくれるので、梅雨から夏の季節やメイクをする前の朝のスキンケアにぴったり。
ファンデに影響せず、爽やかな使い心地なのに乾燥もせずとても軽やかです。
わたしが使ったのは「しっとりタイプ」
「さっぱりタイプ」もありますが、しっとりでもべたつかないので「しっとり」の方がいいかな、と思っています。
季節の変わり目など、何かしらの要因で乾燥スパイラルが止まらなくなってしまったときにも安心して使える敏感肌用のセットです。
春夏のべたつきが気になる季節にも使い心地がいいので、朝用スキンケアとして愛用中です。
注意:オルビスシリーズは何か1つのトライアルセットを購入すると、別のシリーズのトライアルセットはが購入することができませんので注意しましょう。
ディセンシアのシリーズ
ディセンシアは高級路線で、基本の化粧水とクリームは同じなのですが美容液が目的別<普通・シワ対策・美白>の3種類になっています。
トライアルセットも3種類用意されています。
ディセンシアは3種類すべてのトライアルセットを試すことができるので、ぜひお得に試してみましょう。
少しお高いですけど、もちろん使用感もとてもいいです。
ディセンシアは香りが素晴らしい!しかも香料の匂いじゃないので高級スパブランドのような華やかさ~
■肌荒れに悩む人にはディセンシア・トライアルセットS/C
■シワに悩む人にはシワ対策トライアルセットO/L
■美白や透明感が気になる人には美白トライアルセットF/L
【結論】ディセンシアとオルビスはどっちがいい?
オルビスとディセンシア、それぞれのシリーズにおすすすめ人はこちらです。
◆オルビスユーが向いている人
…30代~ エイジングケアが気になり始めた人・コスパ良くエイジングケアを始めたい人
◆オルビスユードットが向いている人
…40・50代~ 乾燥が気になり、しっかりエイジングケアをしたい人・高機能&コスパ重視派の人
◆オルビスアクアニストが向いている人
…敏感肌でひりつきなどがある人・コスパ
■ディセンシアが向いている人
…敏感肌でも優雅でエレガントな気分でエイジングケアをしたい人。ワンランク上質なケアをしたい人。
目元のケアはオルビスユードットのリンクルブライトセラムをプラスして使ったり、
季節ごとやトラブルに合わせて、ディセンシアの美容液を買い足したり、どちらもアレンジをしやすいのも魅力。
真夏の朝のスキンケアには「オルビスアクアニスト」
化粧下地はディセンシアの敏感肌用日焼け止め美容液「ディセンシア デイ エッセンス」がすごくいい!
これはディセンシアのどのトライアルセットにも入っているのでぜひ使ってみて欲しいです。
夏用の美容液も試せる「美白トライアルセットF/L」がこの時期はオススメです。
現品も3,960円なのでディセンシアの中では高くなくて嬉しいです。
ディセンシアは美容液が医薬部外品なので、効果の期待大です。
トライアルセットを購入してもそのまま定期購入にはならないのでご心配なく。
■肌荒れに悩む人にはディセンシア・トライアルセットS/C
■シワに悩む人にはシワ対策トライアルセットO/L
■美白や透明感が気になる人には美白トライアルセットF/L