フィラリア・ノミ・マダニ対策の季節がやってきました。
フィラリア・ノミ・マダニ、オールインワンにするか、別々に対策するかいろいろ悩んでいたところ、フロントラインプラスがAmazonで売っているのを発見…しかも結構お安い!
昨今はAmazonでもニセモノが横行しているので「本物なのか怖い!」ということで、調べてみました。
Amazonで販売されているフロントラインプラスは正規品か?
商品ページには動物病院で「動物病院と同じ正規品がアマゾンでご購入頂けます」と明記してあります。
しかし、「自称」はいくらでも言えるし、最近のAmazonには怪しい商品が多すぎるせいでうっかり信用することはできません!
そもそもフロントラインプラスって動物病院以外で売って良かったっけ?と疑問に思いましたが…
フロントラインプラスは【動物用医薬品】のカテゴリになり、獣医師の処方箋または処方指示が不要のため、Amazonなどの動物薬局での購入は闇ルートではないようです。
動物用医薬品は、獣医師の処方箋または処方指示が不要なものです。いずれもAmazon.co.jpまたは出品者から購入できます。
Amazon
Amazonでは人間用の薬局で取り扱っている医薬品も販売していますが、そういったものと同じ扱いのようです。
下記のページにきちんと表示がありました。
フロントラインプラスの販売ページの出荷元・販売元ともにAmazonとなっているので大丈夫そうではありますが、口コミもなく、使用期限が明確に書いていません。
【カスタマー Q&A】に使用期限についていくつか Q&Aが掲載されていますが、情報も古めで余計に不安に…。
しかし、私が見たときはタイムセール中でだいぶ安くなっていたので、もう思い切って注文してみました!!
届いた商品は…
Amazonで購入したフロントラインプラスの実際の写真
偽物感は全くなし。
2023年4月に購入して、消費期限は2024年6月。
消費期限も問題無し。
セキュリティシールもちゃんと貼られているし、中身も問題無さそう…
というわけで無事到着しました!
成分までは調べられないので私が「本物だ」ということを証明することはできませんが…
Amazonで買った風邪薬も飲んでるし、まあ問題ないでしょうという判断で愛犬に投与しています。
ちなみに人間の医薬品も、動物の医薬品についても、薬事法の改正でAmazonではレビューは掲載しなくなったそうです!
Amazonでのユーザーレビューが掲載されないのはこういった理由からでした。
私がフロントラインプラスを選んだ理由
フィラリアやノミマダニの予防薬はフロントラインプラス以外にもあるわけですが、やっぱりフロントラインがいいかも!と思った理由があります。
私もいろいろ悩んだので参考になれば・・・
まず、たまたまペットグッズのお店で見つけた「フォースガード」という商品。
3本で1000円ちょっとだったので、今はこういうお安い薬もあるのね?と思って試しに買って投与してみたところ…
- 殺虫剤っぽい臭いがすごい!
- 液体の量も多く犬の首元からけっこうすぐに下の方まで垂れた感じで犬がめちゃくちゃイヤそう!
- 垂れた液を舐めてそうで怖い!
慌ててウェットティッシュで拭いたけど、「これは失敗だ…」と感じました。
主成分ももちろん違うわけですが、スポットの容量も全然違うんですよね。
うちの犬は5kgちょいなので、
フォースガードだと1.2ml
フロントラインプラスだと0.67m
となんと2倍近く量が違うんですね~
うちの子はスポット薬もけっこう嫌がるので、少量で効果があるフロントラインプラスの方が絶対いいな、と思いました。
首の後ろにちょこっと差すだけなのに、うちのわんちゃんめちゃくちゃ怒るよ
フィラリアの薬
フィラリアのお薬もいろいろお薬があって悩みますよね。
・お肉タイプのフィラリア予防薬のイベルメック・カルドメック
・チュアブルのオールインタイプのシンパリカトリオ
・オールインワンのスポット薬のレボリューション
などなど・・・
スポット薬と飲むタイプの効き目の違いはあるのか、動物病院の先生にも聞きましたが、好みの問題と金額の違いかな・・・という感じで明確な答えはありませんでした。
しかし、最近、フィラリアや腸内寄生虫駆除のお薬はもう何年も臨床の場で使われてきて、安全性に問題があることはないけど、飲むタイプのノミダニ予防薬は長きにわたり安全性が証明されているわけではないという話を耳にしました。
たしかに、オールインワンタイプがでたのは割と最近ですもんね。
フィラリア予防薬は内服して約1日で体外に排出されるけど、ノミダニ予防はノミやマダニを殺せる強力な有効成分が、血液の中で効力を発揮するに十分な濃度を保って、有効期間の1ヵ月とか3ヵ月とか体内を循環し続けていると。
それでワンちゃんに健康被害が全く無いと言い切れるのか。
動物病院の院長先生が詳しく解説したコラムがあったので読みたい方はこちら)
うちは背中のスポットタイプも嫌がるので、シンパリカトリオも最近試していたのですが、これを聞いたのでやっぱり食べるタイプのフィラリア予防薬とフロントラインプラスに戻そうと思いました。
フロントラインプラスは血液などに入るのではなく、皮膚に長期間とどまる仕組みだそうですよ。
皮膚が弱かったり、スポット薬で具合が悪くなる子もいるでしょうし、わんちゃんにとってあらゆるパターンがあるとは思いますが、わんちゃんの身体にできるだけ負担がないように考えてあげたいですね
フィラリア予防薬の個人輸入について
イベルメックと同じ有効成分のカルドメック/ハートガードプラスは個人輸入ができます。
個人輸入は、薬機法(旧薬事法)の法律で認められた行為で、違法ではありませんが、販売用に仕入れたり、友人の分も購入したりということはNGですので、自分のペットのためにだけ購入してください。
ハートガードは「カルドメック チュアブル P」と同じ有効成分のイベルメクチン、パモ酸ピランテルを配合する犬フィラリア症(犬糸状虫症)予防薬です。
チュアブル(おやつ)タイプで食べやすく、消化管内線虫も同時に駆除ができます。
カルドメックはアメリカ産の牛肉を使用していますが、イベルメックは国産の牛肉を使用しています。
多頭飼いの人は大きい犬用のを買って、半分などにしてあげるとコスパがとても良くなりますね。
1シーズン分となるとけっこうな金額になるので、コストを抑えらえるのであれば嬉しいですよね。
最近は円安の影響で、輸入品は金額がどうしてもあがってしまいますね。
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先に紹介した動物病院の先生がオールインワンタイプで信頼できるものとしてあげていたレボリューションのEU版ストロングホールド。
スポットタイプなので1度でフィラリアとノミダニ予防ができるのは便利です。
ペットの薬の個人輸入でわたしが利用しているのは「うさパラ」というショップです。
100%正規品とのことで、追跡番号もあり、安全に利用できています。
有効期限も明記されているので、まとめ買いするときにはよくチェックしてください。
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