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生きる力と「洞窟おじさん」

記事内に商品プロモーションを含む場合がありますが公平に比較・検証しています。

「激レアさんを連れてきた」に登場していた「洞窟おじさん」こと加村一馬さん。

ニコニコと優しそうな見かけからは想像もつかないものすごい半生を生きた人です。

13歳のとき、つらい家庭環境から逃げ出すために家出をし
43年間行方不明となっていました。

家にあった干し芋と包丁と醤油をカバンに詰めて
たった1人、家を出ました。

一番の仲良しだった犬の「シロ」に別れを告げ
あてもなく歩きだします。

学生服を着ていたにも関わらず、だれにも声をかけることもなく
とある山のふもとにたどり着き、「あの山に行こう」と幼い一馬さんは思います。

すると、なんと、実家で飼っていたシロが全力で追いかけてきたのです。
家からはもうだいぶ遠くに来ていました。
シロの足の裏は血で真っ赤に染まっていたと言います。
それでもシロは一馬さんを見つけると全速力で駆け寄ってきたのでした。

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「洞窟おじさん」とそのままのタイトルの本がでていたので
迷いなくkindleで購入、即完読しました。

◆Amazon kindle版
字が大きいのでスマホでも一気に読めました。

◆本で読みたい方はコチラ


シロの話が出てくるたびに涙が止まりません。
すごいです。
すごい話です。
こんなすごいことを本にまとめてくれてありがとう、と思います。

それにしても、この人が現生に生きてるのがとても信じられない!

「自由と孤独、そこに居る気分は同じなのかもしれない」
という歌詞を思い出しなが
それでも「誰かのために生きる」ってことが生きる力になるんだなと。
それが今は居なくても生きていれば、必ず出会える。

とにかく、生きよう。って思いました。

ご本人はもちろん、本にでてくる関係者の皆さんも元気でいてくれてるといいな!

サバイバル生活はもちろんですが、加村さんが都会に出てきてのエピソードも相当面白いです。
こんな経験をした人、加村さんしかいないのですから、
わたしたちの貧しい想像などをゆうに超えた話が満載です。

ちょっとふさぎ込んだり元気がないときには
絶対元気が出るのでぜひ読んでみて欲しいです!

「洞窟おじさん」はNHKでドラマ化も。

全4話。

主演はリリー・フランキーさん。

加村さんが現在生活をするお部屋には
リリーさんのサインが飾られています。
リリーさん自身も「自分と似てる」と言ってと思ったとか!

そして、今の加村さんの心の支えである女性、軽部さんを演じた尾野真千子さんのことを
好きな女性のタイプと言って「あの人はキレイだ~」とおっしゃっていました。笑

大好きな人を尾野真千子さんが演じたのがとても嬉しいようでした!

見たい人はU-NEXTで見ることができます。
無料トライアルでぜひ見てみてください。

洞窟おじさん 完全版
実話をもとに、この現代日本でたった一人、山奥の洞窟に隠れ棲んでいた男の人生を描く。

加村さんは現在は障がい者施設で働きながら
子供たちに本物の「サバイバル」を教えたりしています。

なにせ本物中の本物。
眼光が違います。

大人になってから知っても相当なインパクトですから
子供たちは一生洞窟おじさんのことを忘れないでしょうね!

この本を読むと本当に一番怖いものは『孤独』なんだな、と感じます。

コロナで人との接触が阻まれていますが
コロナの大一波の最中、アメリカの医師が発したメッセージが
私はずっと心に残っています。

『コロナは怖いけど孤独にならないで。』と。

つらい時期はまだまだ続くかもしれないですが、
生きる力を信じていきたいですね!