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ザ ノンフィクション 書道アーティスト 一夫多妻 西山嘉克

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書道アーティスト 西山嘉克(にしやま・よしかつ)さん 39歳

22歳のとき、書の道へと進むきっかけがあり
路上詩人としてインスピレーションで言葉を書き始めたというアーティスト・西山嘉克さん。

引用元:西山嘉克in いやさか村
http://iyasaka-kotodamashi.com/profile/

日本全国を廻りながら
インスピレーションで「いのちの詩」を
書をもって伝えているそう。

世間の決まり事ではなく
自分の感覚を信じて生きていくという生き方をされている方で
スピリチュアルセッションなどもされているようです。

そんな西山さんのびっくりな生活が
ノンフィクションで放送されました。

家族のカタチ ~ふたりのお母さんがいる家~

佐賀県の山奥深く、かつて料亭だった大きな古民家に生活する9人。

ご主人:西山嘉克さん
妻①:裕子さん
妻②:ゆかりさん

妻①の裕子さんの子供が4人
妻②:ゆかりさんの子供が2人

裕子さんの一番上の息子さんは裕子さんの連れ子。
あとは嘉克さんとお二方のお子さん。

最初に結婚したのはゆかりさん。
普通に素敵な結婚式をあげ、
本当に幸せそうなお嫁さん、
優しくて素敵な旦那さんの映像が映し出されていました。

しかし、たった8か月で「普通」は終わってしまう。
旦那さんの嘉克さんの希望で離婚。
そして、嘉克さんは裕子さんと結婚し、また即離婚。

そこで、嘉克さんは
「裕子さんとこゆかりさんと3人で一緒に幸せな道を
一緒に実験してみたいんだけどどうかな?

と提案したそう。

「は?」ですよね。

もちろん2人は最初は無理だと思ったそうです。

嘉克さんも「世間的に許されることではない」とわかりつつ
一応両方の奥さんのご両親にもお話をしたのですが
どちらの両親も理解できなかったようです。

そらそうですね

たった1人、嘉克さんと血縁がない裕子さんの息子さんは中3。
難しい年齢ではあると思うけど、
ものすごく精神は安定しているように見えます。
中3にして、達観の領域。
ぐれたり曲がったりすることなく、ごく自然に
料理人を目指し、高校からは別生活を始める予定とのこと。

うん、それがいいと思います。
めちゃめちゃ人に優しくできる人ですから。めちゃめちゃモテますよ。

裕子さんはもう、生々しい女性そのもの。
タロットカードの妊娠のカードまんまという感じの女性。
裕子さんもスピリチュアルなセッションなどをしているようです。

裕子さんの不思議感はこの村とマッチしているんですが
ゆかりさんは逆でものすごく普通な感じの人なんですよね。

裕子さんはゆかりさんに5年ぐらい嫉妬していたけど
もう嫉妬もしつくしたといい、
ゆかりさんは1年ぐらいで嫉妬しなくなり、
むしと裕子さんと旦那さんが仲良くしているのが嬉しいんだそうです。

深い。深すぎます。

そして、さらにすごいのが。

下の子4人は自宅出産で、奥様どうしお互いにあかちゃんを取り上げているのです。

ゆかりさんはこの出産を通して、「あ、このまま行け」ってことなんだなと思ったそうです。

今の時代に生きるわたしたちにはなかなか理解しがたいことですが
100年前ぐらいまで一夫多妻って普通だったんですよね。

佐賀の山奥の小さな小さなコミュニティ
ちょっとした違和感を飲み込みながら過ごす静かな生活
血のつながりとそうでないもの

1Q84に描かれている宗教団体が頭をよぎりつつも
別に誰かが誰かの頭を支配しようとしているわけでもないという
なんとも不思議な世界。

でもだれの人生も理屈では片付かないんですよね

いつか、このひとたち一人ひとりの物語を本で読んでみたいなとおもいました。

執筆お待ちしています。